シフト管理アプリは数多くありますが、「機能が足りなかった」「思ったより高くなった」という乗り換え後の後悔も少なくありません。 この記事では、失敗しないシフト管理アプリの選び方を機能・料金体系・操作性・打刻・給与連携の観点で整理し、 代表的な楽楽勤怠・AirSHIFT・oplusの料金を実際に比較します。とくに見落としがちなオプション課金の有無まで踏み込んで解説します。
まずはタイプを知る(シフト特化/勤怠特化/統合型)
ツールは大きく3タイプに分かれます。自店に必要な範囲を見極めると、比較がぐっと楽になります。
| タイプ | 得意なこと | 向いている店舗 |
|---|---|---|
| シフト特化型 | 希望回収・シフト作成・共有 | 作成の手間を最優先で減らしたい店舗 |
| 勤怠特化型 | 打刻・勤怠集計・給与元データ | まず勤怠のデジタル化から始めたい店舗 |
| 統合型 | 希望〜作成〜打刻〜給与元データまで一元管理 | バラバラの運用をひとつにまとめたい店舗 |
失敗しない7つの比較ポイント
細かな機能に入る前に、次の7点をおさえると、サービスごとの違いが見えやすくなります。
- 機能の範囲:希望回収〜作成〜共有〜打刻〜給与元データまで、どこまで1つでできるか
- 料金体系:オプション課金が積み上がる型か、全部込みの型か
- スマホ対応・操作性:スタッフが説明なしでも使えるか
- 打刻・勤怠管理:GPS打刻・打刻履歴・例外理由の記録に対応するか
- 給与計算との連携:勤務・残業の集計をCSV/明細で出せるか
- 多店舗・権限管理:店舗ごとに分けて管理・権限設定できるか
- サポート・導入のしやすさ:初期設定の代行や、一部機能からの導入ができるか
代表的な勤怠・シフト管理サービスの料金を比較
ここでは、タイプの異なる3サービスの料金を具体的に見ていきます。
1. 楽楽勤怠|法人向けの包括契約型
月額30,000円〜(税抜)で、利用人数に応じて変動します。システム利用料に加え、データバックアップ・ バージョンアップ・サポートまで含む包括料金が特徴です。一方で初期費用やオプション費用が別途必要で、打刻機器も別購入、 料金は基本的に見積もりベースです。中堅〜大企業で、保守・サポートを重視する場合に向いています。
2. AirSHIFT|人数課金でシンプル
330円/人/月(税込)の従量課金で、スタッフ2人以下は月額990円(税込)。初期費用・サポート費用は無料です。 料金がわかりやすく、飲食・小売・美容などアルバイト中心の店舗に向いています。シフト作成が中心のサービスです。
| 利用人数 | 月額料金 |
|---|---|
| 10人 | 3,300円 |
| 20人 | 6,600円 |
| 30人 | 9,900円 |
| 50人 | 16,500円 |
| 100人 | 33,000円 |
3. oplus|機能別(モジュール)課金
スタンダードプランは0円(100ユーザーまで)で、シフト提出・管理やCSV出力などが使えます。 そこから、必要な機能を1つずつ足していく「機能別課金」です。
| 追加機能 | 料金(/人/月) |
|---|---|
| Pro(複数拠点・統計・人件費計算 など) | 100円 |
| 勤怠(スマホ打刻・勤怠表・Excel出力) | 100円 |
| 自動シフト作成 | 300円 |
| 有休管理 | 50円 |
| oplus Chat | 100円 |
| フル機能の合計 | 650円 |
小さく始められるのが魅力ですが、勤怠・自動シフト・有休・チャットまで足すと1人あたり650円/月。 たとえば50人なら月32,500円になり、人数が増えるほど負担も大きくなります。
3サービスの料金体系まとめ
| サービス | 料金体系 | 特徴 |
|---|---|---|
| 楽楽勤怠 | 月額固定 30,000円〜(税抜)+見積もり | 法人向け・保守/サポート込みの包括契約型 |
| AirSHIFT | 330円/人/月(税込) | 人数に応じたシンプルな従量課金・シフト中心 |
| oplus | 機能別課金(フルで最大650円/人) | 必要な機能だけ追加。無料開始できるが積み上げで増える |
| Dミセ | 全機能込みの月額(約100〜200円/人) | オプション課金なし。シフト+勤怠+給与元データ込み |
料金設計の考え方は三者三様です。楽楽勤怠は保守・サポート込みの包括契約型、AirSHIFTは人数に応じた シンプルな従量課金、oplusは必要な機能を足していくモジュール課金。とくに oplus は無料で始められる一方、 勤怠や自動シフトなどを加えると最大650円/人となり、規模が大きいほど月額が増えていきます。
料金の最新・正確な情報について
本記事の料金は、各社公式サイトの情報をもとにした執筆時点のものです(税抜・税込の表記は各社の記載に準じます)。 プラン・金額・提供機能は変更されるため、最新かつ正確な情報は各社公式サイトで必ずご確認ください。
Dミセなら「全機能込み」で1人あたり約100〜200円
Dミセは、シフト作成・GPS打刻・勤怠・給与元データ(CSV/明細Excel)・シフト表の画像出力まで、すべて込みでオプション課金がありません。料金は次の2プランと、スタッフ追加(1人100円)だけ。 機能を足すたびに増えていく心配がないので、総額が読みやすいのが特徴です。
- Light:月額3,980円(税込・20名まで)= 1人あたり約199円
- Standard:月額7,980円(税込・60名まで)= 1人あたり約133円
- スタッフ追加:1人あたり100円(10名ごと+1,000円)
1人あたり月額で比べる(全機能を使う場合)
| サービス | 1人あたり月額 | 備考 |
|---|---|---|
| 楽楽勤怠 | 要見積もり(月額30,000円〜) | 法人向け・人数あたりは非公開 |
| AirSHIFT | 330円/人 | シフト管理が中心 |
| oplus(フル機能) | 最大650円/人 | Pro+勤怠+自動シフト+有休+チャットの合算 |
| Dミセ | 約100〜200円/人 | 全機能込み・オプション課金なし |
月額料金の例(全機能を使う前提)
| 利用人数 | AirSHIFT | oplus(フル) | Dミセ |
|---|---|---|---|
| 20人 | 6,600円 | 13,000円 | 3,980円(Light) |
| 50人 | 16,500円 | 32,500円 | 7,980円(Standard) |
AirSHIFTはシフト中心で330円/人、oplusはフル機能で最大650円/人、楽楽勤怠は法人向けで月30,000円〜。 これに対しDミセは、勤怠も給与元データも含めて“全部込み”で1人あたり約100〜200円。 「必要な機能をそろえたときの総額」で比べると、小〜中規模の店舗ではDミセが実務的にコスパの高い選択肢になります。
Dミセの位置づけ
「無料プラン」の落とし穴
無料プランは魅力的ですが、次のような制限で結局有料化するケースが多くあります。契約前にチェックしておきましょう。
- 登録できるスタッフ数・店舗数の上限が小さい
- 打刻・勤怠集計・CSV出力など、実務で必要な機能が有料(=オプション課金)
- データの保存期間やエクスポートに制限がある
- サポートが受けられず、初期設定でつまずく
「無料で始められるか」より、実際に運用する機能をそろえたときの総額で判断するのが失敗しないコツです。
Excel・紙からの移行を失敗しないコツ
乗り換えは“いきなり全部”を狙うと挫折しがちです。次の3ステップで、段階的に移すと安全です。
- まず打刻・勤怠だけをデジタル化する(シフト作成は従来のままでOK)
- 慣れてきたら希望回収とシフト作成をツールに移す
- 最後に共有・通知・給与元データまで一本化する
初期設定を代行してくれるサポートがあると、この移行の負担を大きく減らせます。
小規模店舗・飲食店の選び方
小規模店舗や飲食店では、多機能さより「毎日ムリなく続けられるか」が大切です。次の3点を優先すると失敗しにくくなります。
- スマホ中心で、スタッフが説明なしでも使えること
- 料金がシンプルで、総額が読めること(オプション課金が少ない)
- 全部を一度に変えず、打刻だけなどから段階的に始められること
よくある質問
Q. 無料のシフト管理アプリでも十分ですか?
小規模なら無料でも回せる場面はありますが、打刻・勤怠集計・給与元データ・多店舗などが必要になると、有料でも“オプション課金のない”ツールの方が結果的に安く・シンプルになることが多いです。
Q. 途中でツールを乗り換えても大丈夫ですか?
まずは打刻や勤怠だけを新しいツールに移し、シフト作成は従来のまま、という段階的な移行が現実的です。初期設定を代行してくれるサポートがあると、乗り換えの負担を大きく減らせます。
Q. シフト管理と勤怠・給与は別々のツールにすべきですか?
別々でも運用はできますが、ツール間の転記が発生します。シフト・勤怠・給与の元データが1つで地続きになっていると、二重入力が減り、ミスも起きにくくなります。
まとめ
シフト管理アプリは「機能の範囲」と「料金の総額(オプション課金の有無)」で選ぶと失敗しにくくなります。 楽楽勤怠は法人向けの包括型、AirSHIFTはシフト中心のシンプル従量課金、oplusは必要機能を足すモジュール課金。 そして全機能込みで1人あたり約100〜200円から始められるDミセは、小〜中規模の店舗にとって総額の読みやすい選択肢です。
Dミセは、シフト・勤怠・給与元データまで全機能込みで、打刻だけからでも始められます。導入について詳しく見る / 導入を相談する
